OTTO氏の実家にある古い古い桐のタンス
もう今にも崩れそうなくらい古いこのタンスを
どうしたもんかと
インスタにアップしたら
鳥友さんが「古物商さん」を紹介してくださいました
古物商
書いて字のまま
古い物の商い。
古いものを買い取ってくださるらしい。
紹介されたその方のインスタを見たら
なるほど、今まさに片付けで出てきたあれやこれやと
似たようなものがビックリするくらい
おしゃれにならんだ写真がいっぱい。
これは!!!と思いさっそく連絡をとったら
すぐにお返事が来て
なんと広島まで来てくださるという!!
速攻で
「お願いしますっ!!」
となりました。
全国あちこちの蚤の市や骨董市に出点されてて
私はなんの迷いもなく
おじさんだと思ってましたww
出されてる
品々もすごく渋いものが多いし。
しかし自己紹介されたお名前が女性、
お会いしたら、なんとまあ綺麗でおしゃれなおねいさんでした!!
ああ、この方だから
あの古くてお世辞にも綺麗とはいえない
モノたちがあんなにもおしゃれなお品ものになるのか。。
と感じ入った次第です。
そしてその手際の良さにもビックリ
手に取るのも恐ろしいよな古くてほこりまみれのものも
ちゃっちゃと確認、
あれよあれよと値付けされて
あっというまにお車にいっぱい詰め込まれてました
お陰でかなりのものがお迎えいただけました。
特に顔のあるものは捨てるにしのびなかったので
その子たちがお迎えされていったのは何よりありがたい。
うちで埃かぶっているより
古物商の方にブラッシュアップされて
どこかの骨董市や蚤の市で
よそ行き顔で並んでるほうがよほどしあわせなんじゃないかと、
そして新しいご縁が繋がればなんて嬉しいことでしょう。
他の鳥友さんも
「なんでもない缶をけっこうなお値段で買う私には
写真見るだけでよだれもの。近ければ行きたいくらい」
と言われて、そうなのか
私にとっては手にあまるものでも、
それを素敵と思ってくださる人がいることを
鳥友さんたちのおかげで知ることができ
新たな世界を知り、ゴミになるものたちを救うことができました。
このおそろしく古い文学全集は多分80年に近い時がたってると思われます
Otto 氏のお父さんが若かりし頃の物です
ボロボロだけど
好きな人には垂涎かも?
古いものには歴史があり、その年数だけの想いもありますね。
それをぱっぱと捨てるのでなく
次に繋ぐご縁を探してくれる
お仕事、
素敵なおしごとだなと思いました。
あまりにたくさんのものをバッサバッサと捨てて来た…
というか、捨てざるを得なかったので
少しだけ罪滅ぼしができたような…
私の気持ちもちょっとだけ救われたような気がします。
いつかどこかの蚤の市で
うちにあったものがちんまりと並んでいるかもじれません。
どうか、どうか良いご縁がありますように。
鳥友さん、古物商さん、ありがとうございました。
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