薬膳といったらなんだか敷居が高くて難しそうーな感じがします。
でもそんな難しく考えず、身近にある食べ物で結構かんたんに楽しめるのが
薬膳茶だと思います。
私が楽しめてるのだから決して難しいものではないです😅
薬膳茶とはなんぞ?
薬膳料理の一部です。
薬膳とは中医学の理論を基礎に食材と中薬を組み合わせて作る料理
中医学とは中国で発達した医学で、
陰陽五行節をもとに中薬(漢方薬のこと)、鍼灸などを用いて治療します。
治療よりは予防を重視した医学なので、長年の頭痛もちで薬にどっぷり頼る私は
そこにとても惹かれました。
中国では「茶」は箸を使わずに食するものを言うそうです。
茶はもちろん、湯(スープ)、汁、ジュースなども含まれるそうです。
(健康茶として売られてるものは含みません)
中医学は薬食同源
中医学は薬食同源の考え方から食材が病気の予防のため用いられてます。
食べるもので身体は作られるという考え方は西洋医学も同じですが
自然にある木や葉や木の実や根からつくる生薬に
興味をもったのが始まりでした。
きっかけは韓国ドラマ
お茶といえば茶葉のものと思ってました。
烏龍茶などの中国茶、緑茶などの日本茶、それを加工したほうじ茶、紅茶…。
しかし、韓国ドラマの、特に時代モノを見てるとしばしばお茶がでてきますよね。
「王様、なつめ茶でございます」とか、
「王妃様、菊花茶です」とか。
木の実や花もお茶になるんだ!!とびっくり。
当然、飲んでみたいと思いました。
そして、 伝説の神医、ホジュン先生に 宮廷女官で医女チャングムにいたっては
山の中や、その辺の道端に生えてる草を採ってきて治療に使ったり
煎じて飲ませたり…(いいんだ、それで…😱)
見れば見るほど興味が湧いてきました。
そして韓国料理店で飲んだとうもろし茶のおいしさや
韓国で飲んだなつめ茶や五味子茶のおいしさに
「もっといっぱい知りたい!!飲みたい!!」
と思ったのです。
韓国の先生との出会い
その当時は韓国茶を教える先生も場所もみつからず
自分で韓国食材店でティーパックのものをあれこれ買って飲むくらいでしたが、
それでも、柿の葉だの桑の葉だの、紫陽花だのといろーーーんな種類があって
ただ飲むだけでなく効能もしりたいと思うようになりました。
そしてやっと「季節の養生茶」のお茶会を定期的にやっておられる先生と出会いました。
私よりうーーーーーんと若い元気いっぱいな可愛い韓国の女性ですが、
ちょうどタイムリーなことに薬膳養生茶師講座をスタートされたところで、
これはもう、
やるしかないっ!!
と飛びついたわけです。
薬膳養生茶師
民間の資格ですが、10回の講座で東洋医学と生薬の知識、
季節、体質、症状にあったお茶の知識を学び、
お茶でセルフケアができるようになる講座です。
ひとり暮らしで自分だけのためだけにしっかり料理する気が失せて
どちらかというと不健康な食生活にどっぷり浸かって
お茶で栄養補助できたら楽ちんよねえ〜
なんてことを思ってたわたしには願ったり叶ったりの講座だったのです。
たしかに中医学の基礎的な部分は少々難しいのですが
そこさえクリアすれば
応用の美肌やアンチエイジング、アレルギーやダイエット、季節ごとの養生茶と
より実践的で具体的な事が学べて楽しかったです。
また、教材として30種類の生薬やお茶がついてるのも嬉しい❤️
そしてこの10回の講座を修了すると養生茶師としてディプロマがいただけます。
テストはありません。←これ重要😅
教える事もできます。←だいじょうぶなのか?😰
そんなにハードル高くないのでわたしにも続けられました😁
先生の教え方も楽しかったし
お茶を飲みながらの座学は毎回今日はどんなお茶かと楽しみで、
座学はたいていすぐに眠くなる私には珍しく、ワクワク受ける事ができました。
人も自然界の一部
私は、東洋医学の
人も自然界の一部、
季節に寄り添った生活をするのが1番の健康法
という考え方が好きです。
季節に寄り添った生活とはなんでしょうか?
季節の花を愛で、生き物の営みを愛で、移ろいを愛でる生活
旬のものを食べるのもそうですよね。
お茶もその時その季節の旬の食べ物を使ったお茶を
飲むことが身体にも良いので、
旬のフルーツを砂糖や蜂蜜でつけたシロップを作ったり
とれとれの葉っぱでお茶を淹れたり
干して煎じてみたり。。
鳥にも与えてみたり。。
試行錯誤で楽しんでいます。
今後たまーーに、そんなお茶の話もしていきたいと思っています。
興味のある方は読んでやってください。
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